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ごあいさつ

  • 閉院のお知らせ
  • 閉院のお知らせ

    和心会クリニック(旧名称 長島医院)が川越市的場地区に開院して、本年で80年になります。かかりつけ医としてご愛顧いただいておりましたが、諸般の事情により閉院することになりました。
    長年にわたる皆様のご信頼とご厚情に心より感謝申し上げるとともに、突然の閉院でご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。
    閉院に伴う最終一般診療は、令和4年3月31日に終了いたしました。なお、新型コロナウイルスワクチン等の予防接種業務は、令和4年5月14日に終了させていただく予定となっております。

    また、舌下免疫療法(シダキュア、ミティキュア)とめまい症外来につきましては、ハッピーバース・ライフクリニックにて引き続き診療いたしておりますのでよろしくお願いいたします。

    和心会クリニック
    院長 長島 学
    職員一同

    帰国者・接触者外来のお知らせ

    令和2年4月15日、埼玉県保健医療政策課の依頼により、新型コロナウイルス感染症対応のための「帰国者・接触者外来」を設置いたしました。
    当初は、その役割の重要性を、充分にご理解いただけない風評も多くあり、また、定期的に受診していただいております患者様のご心配に配慮し、外来設置の公表を控えさせていただいておりました。
    ドライブスルー方式の「帰国者・接触者外来」を構内別場所に配置し、安全な装備と手順で感染リスクの高い患者様の対応をしており、現在まで職員の感染もなく、院内のクラスターの発生もなく、かかりつけ患者様の感染報告もなく経過しております。
    今後、季節性インフルエンザウイルス感染症と同様、冬季に新型コロナウイルス感染が拡大する可能性が高く、その対策として検査の拡充が求められており、当院でも可能な限り検査需要に対応していく所存でおります。
    以上より改めて「帰国者・接触者外来」を設置いたしましたことを、報告させて頂きます。
    令和2年9月1日
    和心会クリニック
    院長 長島 学

    感染症外来について

    令和2年2月17日、新型コロナウイルス肺炎について、厚生労働大臣より、感染予防、帰国者・接触者相談センター利用方法、イベントや行事の参加・開催の注意事項に関してのメッセージが発表されました。
    現在、感染源の罹患者が特定できない新たな感染者(市中感染)が確認される国内発生早期と推定され、今後、他地域で複数の感染者が発生する感染拡大期に移行すると考えられます。
    当院において、定期的に受診されている慢性疾患の患者様や感染症以外の患者様に安心して受診していただけるよう、感染症外来を一般診療と重複しない時間に開設することにいたしました。

    開設時間 11:30~12:30 (午後の感染症外来は終了しました)
    (流行状況により変更します)

    受診該当者  新型コロナウイルス感染症との鑑別を必要とする発熱、咳等の急性呼吸器症状のある方

    受診される方へのお願い
    *診察場所は2F駐車場の管理区域でドライブスルー方式で行います。
    *感染症外来は予約制です。開設時間外の診療はいたしません。
    *来院の際には事前に体温を測定し、マスクを着用して来院してください。また、問診票記入のため、筆記用具を持参してください。
    *感染予防上、お車で待機していただきます。

    令和2年4月30日  
    和心会クリニック 
    院長 長島 学

    新型コロナウイルス肺炎の予防

    潜伏期間(2日~2週間)が長く、軽症で発症し肺炎に至るまでが平均7日~10日と長いのが特徴です。潜伏期間から新型肺炎の診断が確定されるまで、日常生活が可能な患者からウイルスが拡散されてしまいます。致死率は2%強ですが、防疫がかなり難しい感染症であります。
    幸い、飛沫感染でアルコール消毒が有効ですので、マスク、手洗い、手指のアルコール消毒で予防することができます。
    なるべく人込みを避け、外出時にはフィットしたマスクを装着し、半径2メートル程度に咳・くしゃみをする方がいましたら、専用のハンドタオル等(その他の用途不可)でマスクを密着してください。また、眼(点眼)、鼻(点鼻、鼻かみ)、口(食事、たばこ、口紅)に触れるときには、携行した手指のアルコール消毒剤を使用してください。

    新型コロナウイルスによる肺炎について

    中国武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について、1月20日、中国衛生当局により、人から人に感染することが確認されました。
    中国(武漢市)より帰国・入国された方で発熱及び呼吸器症状のある患者様は、その渡航歴について、必ず報告いただきますようお願い申し上げます。
    診察の結果、新型ウイルス性肺炎が疑われた場合、必要な検査および適切な対応をするために、川越保健所に報告するよう指導がありました。

                    
    令和2年1月21日 
    和心会クリニック 
    院長 長島 学

    ごあいさつ

    image一次医療や家庭医の役割を担う診療所は、特殊な疾病治療をするのではなく、全人的医療(プライマリケア)を提供する医療機関であり、その業務は下記の通り要約されます。

    一次医療の業務

    • 健康増進
    • 疾病予防
    • 一次診断
    • 一次治療
    • 医療相談

    元々、プライマリケアは一人の患者様に対して、一人の医師が担当してまいりました。しかし、医学の進歩に対する専門医教育や受診者ニーズの多様化と いった背景から、一人の医師の知識では充分なプライマリケアを遂行することが困難になりつつあります。

    今回開設いたしました埼玉メディカルスクエアでは、 理想的な一次医療の形態として、複数の専門医がグループ診療に参加し、総合的にプライマリケアを担当させていただくことになりました。埼玉メディカルスクエアビルの内科2科と小児科の他に、別棟ではありますが産婦人科のハッピーバースクリニックとまとば歯科クリニックにもグループ診療に参加いただいており、医療の窓口としての役割は充分に担えるものと確信しております。

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    一次医療機関としての当院の考え方

    地域医療におけるプライマリケア(全人的医療:疾患を診るのではなく人をケアさせていだだく)を、数科のクリニックで協力しながら担当させていただいているのが、埼玉メディカルスクェアです。
    現在、グループ内の協力で、休祭日の午前中診療を含め年中無休の診療サービスを提供させていただいております。しかしながら、無床クリニックでは夜間救急患者様の対応は困難であり、有床診療所のハッピーバースクリニックが対応できる産科救急以外、内科・小児科等の救急患者様が発生する毎に、クリニックの限界を感じるとともに心苦しい思いを重ねてまいりました。

    近年、特に救急患者様に円滑な対応をするために、一次医療機関を支援し、重層的連携医療に熱心に取り組む、急性期二次・三次医療機関が散見されるようになってまいりました。二次医療機関としては次にご紹介させていただく石心会狭山病院が、特定機能病院(三次医療機関)としては埼玉医科大学付属病院が、我々一次医療機関で発生する救急患者様に対し、24時間の連携対応を可能にするために、いち早く連携医療室なる専任組織を院内に構築しております。

    連携医療室では、我々クリニックが対応困難な夜間、休祭日の救急患者様の連絡を受け、受診・搬送・転送等の手配を行っております。そして、受診結果を当クリニックに報告し、入院を必要とするようなケースでは当クリニックでの最新医療情報を収集し自院での診療の参考にするような情報交換も、大変重要な仕事として行っております。

    このような受け入れ側医療機関のサービスの向上に呼応して、すでに在宅訪問診療中の患者様には、あらかじめ診療情報提供書を作成し、常時の紹介状として携帯していただいております。緊急時には当紹介状を持参し、受け入れ先医療機関を受診していただくことにより、基礎疾患の種類、通常検査結果、薬剤服薬歴、アレルギー歴、感染症歴、既往歴等詳細なデータを先方スタッフに充分理解していただいた上で、より適切な救急医療を受けていただけるよう対応してまいりました。

    今回、埼玉メディカルスクエアビルを開設するにあたり、電子カルテ、フルオーダリングシステム、デジタル画像ファイリングシステムを導入し、医療のIT化をはかった結果、膨大な診療データから即座に必要なデータを抽出し、重要な患者様の医療情報をコンパクトにレポートできるようになっております。

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    地域医療連携について

    医療法人財団 石心会 狭山病院
    連携医療室 田中 利明

    地域の医療連携を推進し、患者さんにとって最適な医療を提供します

    医療連携模式図

    当院は国が定める開放型病院としてのオープンシステムを導入して運営されており、積極的に地域の開業医・病院の先生と協力しながら患者さんの日常の生活を守ることをモットーとしています。

    開業医の先生方と共同し、日常の予防的な医療は地域の開業医の先生方に。また、治療的な医療は当院のような病院で行われる、という医療をめざしているのです。
    そんな中で開業医の先生方・病院の先生方とのパイプ役を担っているのが地域医療連携室です。

    ひとりひとりの患者さんは人間として包括的な医療を受けるべき存在であり、疾病の段階や状態に応じて最も適した医療機能を持つ医療機関が、その診断等へあたるべきなのです。
    そのような地域医療の機能分担を第一目標として、今後も医療連携を推進していく次第でございます。

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    インフォームド・コンセントについて

    現在、医療機関に求められる条件を要約すると、以下の図のようにまとめられます。

    インフォームド・コンセント概念図

    我々グループ診療においては、バリアフリー、アメニティー、クリーンシステム、セーフティシステムなど、いわゆる設備・建物のハード面を充実させていくことは当然のことと認識しております。
    しかし、それ以上に医療のコアとなるインフォームドコンセントや情報開示、情報提示のソフト面を充実させるために努力していかなければならないと考えております。

    インフォームドコンセントとは、単に病状の説明をすることではございません。
    以下の条件がそろって、初めて可能になるのです。

    • 正確な診断に至るまでの過程の情報提示とその説明
    • 診断に対する治療の選択肢の提示と治療別予測結果の説明
    • 医療受給者(患者・家族)による治療の選択
    • 選択された治療の遂行過程の情報開示と結果の説明

    このように、インフォームドコンセントを円滑に行うためには、情報提示と情報開示が不可欠です。
    当グループでは、医療情報システムを充実させ、迅速に必要なデータ(診療データ・臨床検査データ、医事会計データ等)をビジュアル的に提供しております。

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